初めて人前で披露した経緯。
あれは主に音大に行く人たちの専攻クラスだったけど、
いつもよくしてくれた音楽の先生の勧めもあって、
そこで18才にして初めて真面目にちゃんと音楽教育を受けたんだ 笑。
最初はみんなエキスパートばかりだったのでついてけない感じだったけど。
もともと落ちこぼれだったからさ、けど根性だけは人一倍負けんかったからね 笑。
そんでね、そこで発表授業があって、
全員が1人1時間ずつ自分の好きな音楽家などについてみんなに授業をするというのがあったんだけど、
僕は何を血迷ったのか、そこで自分の曲を発表しようと思いついたんだ。
そして当日は自前のシンセやシーケンサーやアンプなどの機材を持ち込んでライヴしたよ。
先生もたまげてた 笑。そこで発表したのがその曲なんだ。
その時のメンバー全員からもらった感想ノートは今でも大切に持ってるよ。
その時の感想を見てみると、
目次
・ドラマとかにすごくあいそう。
・2代目のKANだぜ!
・作詞、作曲、そして編曲までやってしまうなんてすごいです。
・将来はその道でやっていくんですか?がんばってくださいね。
・なかなかおちついてききごこちの良い曲だった。
・やす君はよく教室のピアノを弾いてたので「うまいなあ」とは思ってたけど、こんな歌が聴けてすごい良かったです。
・いつまでも心に残るしっとりとした素敵な曲だ。私の思いつくコードの循環とはまったく違い、プロ的なものだったと思う。
・将来は作曲家さんとかになるんでしょうか。がんばってもう1曲作ってください。
最後にいまプロで活躍している友人からの感想はかなり的確
・君は少し前より成長したようですね
バンドやってたころより大人になったような気がする
しっとりときかせるナンバーなかなかよかったです。
楽器構成は良かったけど曲全体の構成でもう一歩
なにかほしかったような気がします。
これからもどんどん曲をふやしてがんばれよ。
あの頃とはまたアレンジや編成もまた変わっているけど、
10年間ずっとあたためてきて、やっとその時がきた。
「君の声」
君の声がきこえるよ
優しい朝の光につつまれ
街も目覚めるこの時から
あの頃のように響いているよ
いつの間にか 時も過ぎ
さめない夢の ひとときだよ