memories – Album
2010年11月20日 Eternity Melody Records
Yasによるセルフ・ライナーノーツ
カセットMTRによるアナログレコーディングで完成させた最初のアルバム。前半の5曲はカセットMTRのみを使用し、後半の5曲はカセットMTRとデジタルMTRを併用して制作。
・「思い出の場所」
アレンジはロック調になっているが、他にもアコースティックバージョンやテクノバージョンやもっとはやいテンポのバージョンなど様々なバージョンがある。
・「友達」
レコーディングや初期のライブではシークレット転調が使われていたが、最近のライブでは転調せずに歌われ、エンディングではレコーディングにはない新たなアレンジが追加されている。
・「今そこから」
アレンジはフォーク調となっている。作詞は友人が書いたものに手を加えて曲にしたもの。
・「Peace」
当時のFMラジオ数局でもオンエアされていた曲で、インターネット投票でも上位にきていた。ソロ時代に制作したアルバムもインターネット販売で全国から注文が相次いだ。現在は新アレンジバージョンもシングルリリースされている。
・「Freely」
ライブ用に作られた。リリースされている曲のなかで一番短い2分台の曲。これはコンセプトのひとつだった3分の魔法を表現したものだった。
・「Underneath the Sun」
ギターソロはステアトーンズでもギターを弾いている畠山。当時のコンセプトでもあった10万人規模の野外ロックフェスでも通用する曲として作られた。
・「Skysongs」
初めてコンピューターによるループサウンドや、DAWを導入した最初の曲になった。当時、詩人のたけだこうじ氏の作詞方法を教わり、その手法をもとに完成した。
・「Mind of mine」
詞の内容があまりライブ向きではなかったのでライブではほとんど披露されていない。しかし意外にも評判が良く、関東からきたカメラマンがライブの様子をビデオ撮影して、それを編集して放送してくれたりしていた。ストリングスのアレンジとレコーディングだけで3ヶ月を費やした。
・「いつかひろがる」
Skysongsと同様にコンピューターによるループサウンドやDAWを導入した最初の曲。Peaceに続く活動の軸となる曲となり、ライブではよく歌われていた。
・「君の声」
音楽活動を始める前にできた生まれて初めて書いた曲。初めて人前で披露した曲でもあるが、ライブで披露したことはほとんどない。