エリザベスちゃん

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僕が英語を話すきっかけになった女の子。

出会いは小学校の時に近所に引っ越してきたエリザベスちゃん一家。彼女は金髪のふわふわヘアに青い目をしたお人形さんのようだった。けど言葉がなんかよくわからない。何を言ってるんだろうとずっと思ってた。

ある日近所の友達たちがその子のお兄さんとケンカをしたようで、

その友達のお母さんがエリザベスちゃんの家に行くというので僕もついていった。行ってみるとエリザベスちゃんのお母さんは何を言ってるのかぜんぜん分からなかったけどものすごく怒ってた。友達のお母さんは言葉が少しだけ話せるらしく簡単な英会話でいろいろ話してた。そしたらエリザベスちゃんのお母さんが僕らを1人ずつ指差して「You,you,and you!!」とものすごい怒った顔で最後に僕を指差した。いやいや、僕は何もしてないんだけど、と言おうとしたんだけど、何て言っていいのか分からなかった。

僕はいつもさびしそうにしてたエリザベスちゃんに一言あやまりたかった。

悲しい思いをさせてしまってごめんなさい、と。けど何て言っていいのか分からなかった。

数ヶ月後、エリザベスちゃん一家は引っ越していった。

僕は子供心にとてもくやしかったのを覚えている。

それは自分の身の潔白を晴らしたいってことではなく、エリザベスちゃんたちに悲しい思いをさせたことを一言だけでもお詫びの気持ちを伝えたかった。あのとき僕がほんの一言、二言くらいでも話すことができれば、エリザベスちゃんたちにすこしでも楽しい思い出ができたかもしれないと。

そんなこともあって僕は今英語を話せるようになって思ったのは、上手に話そうってよりも伝えたいというその心なんだなとおもった。だから極論をいうと日本語でも伝わるんだ。これからも自分の気持ちを伝えることを大切にしたい。そんなきっかけをくれたエリザベスちゃんにありがとうと言いたい。

ありがとう。

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